35歳の少女 第3話 *感想*
立派な成長を見せる望美(柴咲コウ)が印象的。多恵(鈴木保奈美)が見せる望美への対応は、傍から見たら、ちょっとやり過ぎのようにも思うのだけど、その態度の奥にある想いや、感情、、25年間積み重ねてきたことの重さにまで気付く望美に、心を動かされたわ。進次(田中哲司)と愛美(橋本愛)が多恵に見せた態度との対比もいいよねぇ。この二人が見えなくなってしまっていることに、望美が気付く、、という展開は、望美の成長の喜ばしさだけでなく、問題の根の深さを改めて感じさせるものだったわ。望美はずっと眠っていたからこそ、ある程度距離をもって、俯瞰で捉えることができて、気付けたというのもあるよねぇ。共に時間を経過して、想いや感情を積み重ねてきた3人にとっては、望美が見せたような気付きを得ることは、かなり難しくなってしまっているんだろうなぁ...35歳の少女第3話*感想*