「午前4時にパリの夜は明ける」、80年代生まれ変わるパリ。もう一度、私は輝きだす!
おすすめ度☆☆☆★1980年代のパリを舞台に、ある家族が7年にわたって織りなす物語をつづった人間ドラマ。シャルロット・ゲンズブール×ミカエル・アース監督(『アマンダと僕』)。孤独な少女との出会いが「家族」の絆を強くする──深夜ラジオがつなぐ、愛おしく大切な7年間の物語。芸術の転換点ともいえる80年代のパリ。街並み、ファッション、音楽――彼らの生活を彩るアイテムと、散りばめられた当時のヒット曲の数々に心躍ること間違いなし。80年代にフランス映画界をミューズとして牽引してきたシャルロット・ゲンズブールとエマニュエル・ベアールが、その時代に生きる等身大の女性を演じている点も見逃せない。仲良くなり結ばれても、一緒にはなれない儚い人間関係などから目が離せないが、タルラたちが映画館で作品を間違えて見る「満月の夜」やそ...「午前4時にパリの夜は明ける」、80年代生まれ変わるパリ。もう一度、私は輝きだす!