大河ドラマ

麒麟がくる　第２５話「羽運ぶ蟻」　～足利義昭流浪の日々～

　永禄８年７月２８日（１５６５年８月２３日）、三淵藤英、細川藤孝らの手引で奈良・興福寺を脱出した覚慶は、近江国の和田惟政の居城・和田城にしばらく身を置きま...

【単発・スペシャルドラマ】ランキングBest300＜101位～110位＞

◆第101位　『竜馬がゆく』評価：080点／テレ東／歴史／市川染五郎／放映日：2004年1月2日 ◆第102位　『国盗り物語』評価：080点／テレ東／歴史／北…

No.004【中国史の運命を決定した、殷周革命と劉邦の即位】壱

　世界史上、王朝の滅亡には、三つの場合がある。　一つ目は、異国、または、異民族による、征服に伴う、王朝の滅亡。　二つ目は、王家の男系男子の相続者の不在による、…

麒麟がくる　第２４話「将軍の器」　その２　～足利義昭の脱出～

「その１」のつづきです。　永禄８年５月１９日（１５６５年６月１７日）、室町幕府第１３代将軍・足利義輝が殺害されると、このとき奈良興福寺の一乗院門跡となって...

麒麟がくる　第２４話「将軍の器」　その１　～足利義輝弑逆～

　永禄８年５月１９日（１５６５年６月１７日）、三好長逸、三好政康、岩成友通ら三好三人衆と宿将の松永久通は、主君の三好義継とともに１万の大軍を率いて将軍御所...

H.019【葵～徳川参代】十六

　高台院は、正室であるため、当然であるが、豊臣秀吉の登場する、ドラマには、必ず、登場する。　正確な名前は、諸説があり、作品によって、「ねね」、「おね」、「寧（…

麒麟の帰還

　ようやく麒麟が帰ってきた。 　大河再開はとても喜ばしいことだけれど、中断前の美濃編の最終回についてはどうしても書いておきたいことがある。　合戦シーンにおける…

H.019【葵～徳川参代】十五

　元浅井長政の家臣、藤堂高虎を演じるのは、田村正和の弟の田村亮。　大河ドラマにおいては、登場することは、少ないが、本作では、諸大名の中で、登場場面の数多い、重…

麒麟がくる　第２３話「義輝、夏の終わりに」　～永禄の変～

永禄７年７月４日（１５６４年８月１０日）、実質京を支配していた三好長慶が死去します。三好一門はここ数年、長慶の弟の十河一存が病没、同じく弟の三好実休が戦死...

H.019【葵～徳川参代】十四

　筆者の個人的好みでは、竹内結子の演じる、『真田丸』の茶々が、最高であった。　竹内結子の茶々は、美しく、妖艶な魅力を持ち、何を考えているか、不明な点があった。…

H.019【葵～徳川参代】十参

　お江は、徳川幕府の二代将軍、徳川秀忠の正室、三代将軍、徳川家光の実母でありながら、大河ドラマなど、映像化されることは、数少なく、また、登場した場合は、知名度…

H.019【葵～徳川参代】十弐

　更に、岩下志麻の大河ドラマ初の主演作、『草燃える』において、北条政子は、源頼朝の死後、二代将軍となった、自身の長男の頼家が、妻の実家の比企氏を重用したため、…

H.019【葵～徳川参代】十壱

　本作のヒロインは、事実上の主人公である、徳川秀忠の正室、お江である。　お江を演じるのは、2000年の放映当時、五十九歳の岩下志麻。　お江は、1573年（天正…