大河ドラマ

H.040【麒麟がくる】四

　極論を言えば、本作は、2016年の『真田丸』と同様、最終回のために、全話が、描かれている。　歴史ドラマは、戦国時代のみならず、日本史上の全時代を通じて、クラ…

H.040【麒麟がくる】参

　日本史上最大の謎、本能寺の変の原因について、本作は、怨恨説、朝廷黒幕説などの一つの要因ではなく、複合的要因としている。　しかし、最大の理由は、ある意味、信長…

青天を衝け　第７話「青天の栄一」　～阿部正弘の死と将軍継嗣問題～

　安政4年6月17日（1857年8月6日）、幕府老中首座の阿部正弘が急死します。享年39。阿部は備後福山藩の第７代藩主で、わずか25歳の若さで老中首座に就...

H.040【麒麟がくる】弐

　最終回を見終えたばかりの、2021年2月7日時点の筆者の感想としては、『麒麟がくる』の題名の回収としては正直、微妙であった。　しかし、何故、明智光秀が、「本…

H.040【麒麟がくる】壱

NHK大河ドラマ【麒麟がくる】 評価：085点／2020年／大河ドラマ／脚本：池端俊策／全44話／平均視聴率：14.4％出演：長谷川博己、染谷翔太、門脇麦、木…

青天を衝け　第6話「栄一、胸騒ぎ」　～徳川慶喜の結婚～

　徳川慶喜が結婚したのは安政2年（1857年）の12月のことでした。お相手は公家の一条家の娘・美賀子（延君・省君）。といっても、美賀子は元は同じく公家の菊...

【予習10】第一部 第一章 挙兵編 前編（鎌倉殿の13人：2022大河）

鎌倉殿の１３人：挙兵編 前編 　前回は2022大河『鎌倉殿の１３人』のストーリー構成を予想したが、今回からは前回予想にもとづいて、本放送が始まる2022年1月…

青天を衝け　第５話「栄一、揺れる」　～なかの狐憑き話と安政の大地震～

　今回は渋沢栄一の姉・なかの狐憑きの話でしたが、この話も栄一の自伝『雨夜譚』で語られた話で、実話とみていいのでしょう。もっとも、『雨夜譚』では、姉の名は書...

【予習09】ストーリー展開（鎌倉殿の13人：2022大河）

鎌倉殿の１３人；ストーリー展開 　前回は全体構成を予想し、すでに発表されている配役と、想定される登場人物を全体に当てはめてみた。今回は序盤のストーリー展開をも…

青天を衝け　第４話「栄一、怒る」　～栄一、代官に反抗、円四郎、慶喜に出仕～

　渋沢栄一の生まれ育った血洗村の領主は2万250石の小大名・安部摂津守の所領で、その陣屋は血洗村から一里（約4km）ほど離れた現在の埼玉県深谷市岡部町にあ...

青天は順風満帆か（青天を衝く：～第四回、～3/7放送）

　『青天を衝け』をとりあえず第四回までは見た。　例によって、朝ドラを強く意識したような臭いがプンプンするのはいただけないが、渋沢なんていう、大河にしてはずいぶ…

大河ドラマワースト１５

　2022大河『青天を衝け』が始まった。　初回の視聴率が８年ぶりに20％を超えたらしく、話題になっている。　近年では、新しい大河が始まると、視聴率の低迷ぶりが…

渋沢栄一①福沢諭吉の後を継ぐ新1万円札で日本資本主義の父②「論語と算盤」③日本福祉事業の父④大隈重信と複数の大学設立

①[新1万円札で日本資本主義の父]A　渋沢栄一の大河ドラマがスタートした｡B　渋沢栄一って新1万円札の人だよね。 A　旧1万円札の福沢先生も日本経済に大いに貢献したが、渋沢栄一は日本資本主義の父とも言われる人だから、経済重視の慶応は渋沢を否定しないよ｡笑いB　会社を5

青天を衝け　第３話「栄一、仕事はじめ」　～栄一のはじめてのおつかいと、将軍・徳川家慶の死～

　渋沢栄一が父・市郎右衛門に連れられて初めて江戸見物をしたのは嘉永6年（1853年）、１４歳のとき。あの黒船来航の２ヵ月前のことでした。後年、栄一はそのと...

2021年 ２月期 ぼやき用ページ

コロナの脅威がやってきて丁度１年になる２月でございます。 ２月って短い割に節分やバレンタインがあったり、祝日が２日もあったりと結構盛沢山なんですよね。 まだまだ寒い日が続きますが、体調を崩さないようにぼやいてゆく所存です。 ◆２／１◆ 今年の節分は２／２とのことで、節分って２／３の固定だと思っていたのですが、立春の前日で２／３以外の日…