ラジオ番組

これの続きです。 人間は三つの心をもっていて、それは栄養摂取能力と感覚能力と思惟能力である。思惟能力には二つの部分があり、片方は理論的、他方は非理論的である。−中略−「自分が不当に軽んじられた」と考えると、非理論的な部分が怒りを感じる。（115頁） この「軽んじられた」「自分は大事にされていない」というのは、もの凄い生き物として怒る。 日本人の怒りの80％ぐらいのスイッチが、あの一言。 「俺、聞いてないよ」 必ず言う。 もの凄く怒りに転じやすい。 その情動、非理論。 自分で忘れていたとかなると全く怒りが起こらない。 「あ〜〜何か言ってたね」とかと言いながら軽く済ませて..

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今日、喰ったもの。あったこと。

控えのノートには「2021年５月のこと」と書いてある。 武田先生の日常でこの数年にないくらい激怒の一週間があった。 それはもちろんコロナに関する出来事だった。 いろいろあったというのが一番いいのだろう。 奥様に「ラジオで公表していいか？」と言ったら「どれだけ我が家の恥を表に出せば・・・」とかと言われたのでやめる。 とにかくコロナにまつわる出来事で奥様と娘たちを挟んでの激論が我が家にあった。 はっきり言って、この控えのノートに書いてあるが目の前が暗くなるほど怒ってしまった。 腹が立った。 家人とのものの考え方とか彼女が、あるいは彼女たちが並べた理屈とか、それから今までの言葉遣いと..

ひと

今日、喰ったもの。あったこと。

久しぶりに朗報です。今日の劇場公演で発表があり、九州博多のHKT48に所属している渕上舞ちゃんと坂口理子ちゃんが2021年11月1日付で株式会社サンミュージッ…

ふらたでんか

気ままな暮らしＤＡＩＳＵＫＩ！

これの続きです。 手というのは「ふれあい」とか「ハンドインハンド」「手と手をとりあって」とかというが、悪い用語で「アイツは手が早い」とか「手を出した」とか「手を切るんだ」とか、切ったり張ったり忙しい肉体。 ドイツの哲学者ヘルダーによる『彫塑論』（一七七八）です。（69頁） ヘルダーは−中略−彫刻は触覚的な芸術であると主張します。（69頁） 視覚が対象を「横に並んでいるもの」としてとらえる（70頁） これは見事。 視覚は対象を横に並べて見る。 「あ、これが一番手前にあって、その次がここだな」「一番奥があの雲か」という。 平面に書いてあるのだが。 最近のCG合..

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今日、喰ったもの。あったこと。

（番組の冒頭にスピンオフ動画配信「武田鉄矢語りおろし　漢字を説きし者あり 白川静伝 第三幕」の宣伝が入る） （スピンオフ動画配信「武田鉄矢語りおろし　漢字を説きし者あり　白川静伝 第二幕」の感想などが紹介されるがここでは割愛） 「手の倫理」という変わったタイトルを付けた。 これはズバリそのタイトルの本があって伊藤亜紗さん。 講談社。 手の倫理 (講談社選書メチエ) 考え方がハッとした。 わずかな言葉の差異ながら、私たちはその言葉を使い分けている。 とにかく私たちは正確に使い分けている。 人間の認識の不思議さ。 人は「知らない」には「知らないことを知っている」場合と..

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今日、喰ったもの。あったこと。

SKE48の大場美奈ちゃんが東海ラジオの番組で卒業を発表しました。 先日には山内鈴蘭ちゃんが、はるか前には横山由依ちゃんが発表していて、AKB48の9期生が一…

ふらたでんか

気ままな暮らしＤＡＩＳＵＫＩ！

ダウンタウンDXを見て大笑いしていた22時41分、我が家が急に強くて大きな地震に襲われました。こちらは23区北部です。 そんなに長くはありませんでしたが、棚の…

ふらたでんか

気ままな暮らしＤＡＩＳＵＫＩ！

これの続きです。 もうお亡くなりになった、ボストンで大学の教授をなさっていた先生。 十数年後、教え子の一人ミッチはこの先生が大変な難病、筋萎縮性脊索硬化症、通称ALSという難病に侵され、車椅子生活。 しかも余命がもう数か月しかないということを聞いて、先生に人生最後の勉強、授業をやって欲しくて会いに行くと、個人授業が始まる。 そういう先生との思い出の一冊。 難病に侵された先生は死がどんどん間近に近づく。 その時間を利用して、かつての教え子に再度人生を説く。 死が間近になれば、君にもそのとおりだっていうことがわかる。われわれ人間は始まり、つまり誕生も同じ。終わり、つまり死も同..

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今日、喰ったもの。あったこと。

（この週の分のポッドキャストは冒頭の４分間ほどがダブって入っている） （この週は時々番組の冒頭や最後にスピンオフ動画配信「武田鉄矢語りおろし　漢字を説きし者あり 白川静伝」の宣伝が入る） 今週、まな板の上「モリー先生との火曜日」。 普通はだいたい二週にかけて一冊を三枚にということで「食べること 出すこと」の続編ということをやりたかったのだが、大変申し訳ない。 （2021年２月15〜19日◆食べること 出すこと） だいたい語り尽くしてしまったものだから。 潰瘍性大腸炎という、もう難病。 出すことに関して自分でコントロールできない悲しさというのが切々と綴ってある。 胸に迫ってく..

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今日、喰ったもの。あったこと。